私のそれまで、私のこれから

飾れない私の飾らない忘れずの記録

読書こわい、がちょっとだけ普通になった話

おはようございます、こんにちは、こんばんは、私です。

前回ブログを書いたときに、自分文章書くの下手やな、と感じたので経験を積むために、思うことを書くことにしました。

書こうと思ってテーマを探すと、色々あるので少しずつかければええなって思ってますのでよろしくお願いします。

読書が怖かった話

私は今でも読書が苦手な意識があります。それについてちょっとお話できればと思います。

学生時代の話


私は、学校生活の頃は漫画は大好きでしたけど、あまり読書はしない子供でした。それよりも、TVのバラエティやアニメのほうが面白かったので、それに時間を費やしてた記憶があります。

なので、読書の記憶ってほどんど無いんですよね。文章に触れてたといえば、勉強で教科書とかを読むかノベルゲームで読んでたくらい。今考えると、よくあのノベルゲームの文章を当時の私が読めたな、と褒めてあげたい*1


それが、変わってきたのが大学くらいから。


大学の図書館にはたくさんの本があり、知識の泉が目の前に広がっていた。そこで色々な知識が得られると、静かに興奮したのを今でも覚えているが、現実は甘くない。興味ありそうな本を読んでも、頭に入らないし、何より時間がかかる。時間がかかるから集中も途切れ、ちゃんと一冊を読み切ることすらできないことも多かった。

それにより、自分に私は読書すらできない人、というレッテルを自分に張り、読書をするのに気合が必要になった。その分アニメは楽だった。

その後も、読書に挑戦はするけど、だいたい勝率は2割無いくらい。なんとなく失敗体験を重ねている気分だったのを、記憶の蓋を開けると思い出す。*2

社会人になってから

相変わらず、読書は好きではなかった。あまり集中できて読めている気がしないし、読めても中身が自分の中に入ってる気がしない。この時間は何なんだろうとよく考えた。それならばとアニメに逃げる時間も増えた記憶がある。

社会人になってからの読書は、学生時代より更に苦痛だった。仕事に必要だから、当然仕事に必要なことが載ってる本を読むのだが、それが覚えられない。それに眠くなる。読書の時間は苦痛という思いは結局残ったままだった。

まとめ

そんなわけで、私は読書が好きではなかったです。本の存在自体を恨むこともしばしばありました。

今考えれば、そもそもの読書経験が少ないし、急にできるわけないのに、読書に過剰な期待を込めて、読書というものを認識していたのだな、と感じます。*3

変わったきっかけ

私の尊敬する人に、堀大輔さんという方がいるのですが、その方が速読の本*4を出されていたので、それを読んで少しずつですが、読書が楽しくなってきました。

↓にリンクを張っておきます。

www.amazon.co.jp


この本からは多くのことを学び、行動の変化に繋がりましたが、とくに感銘を受けた部分を記載すると

・本は著者との対話である

・記憶、理解力は結果論

この2つです。


読書が苦痛だったときの私は、どれだけこの本を早く読めるか、どれだけ多く読めるか、一回の読書でどれだけ覚えられるか、等々、読書から得られるものに期待して、自分のことばかり考えていた気がします。

今考えればこれだけ集中できていなければ、早く読めていたとしても、中身は頭に入らないでしょう。なぜなら、本に向き合っていないのだから。読書を通じての自分の成果ばかり気にしていたと思います。


記憶、理解力についても同じです。私は読書に過剰な期待をしていました。1回読んだだけでその中の知識を自分の中に取り入れられ、それで自分の生活が変わる。冷静に考えればそんなことはありえないです笑。

因みに、私はよく映画を見ます。だいたい120分の映画ですがその内容を1回見ただけでどれくらい覚えているかというと、思い入れのない作品なら、真剣に見たにもかかわらず現状せいぜい3分です(´;ω;`)

映画、アニメはこちらが理解しているかどうかは関係ない進行し、一応完了まで持っていってくれる。そういう環境になれすぎていただのかもしれません。


上記以外にもこの本は私にとってはたくさんの気づき、行動の変化をもたらしてくれた本です。当時は3000円位で買った気がしますが、それ以上のものをいただいております。この本の製作に関わった方には、本当に感謝しかございません。ありがとうございます。

現状どうなの?

今は読書になれることを中心にやってます。もう少し詳細に話すと、自分のリズムで、目の前の文章に集中して読む。速さ、理解等は度外視してまず読むことを楽しむ。それでどれだけ読めるか、というのを続けいている状況です。

現状、うまく言ってるかどうかはわからないです。ただし、気分は良いですし、今の所1週間で5冊の本は読めています。自分の理想の姿はもっと違うところにありますが、今はそういうことは気にせず、読書レベルを1からコツコツあげている状況にしているイメージです。

いきなりラスボスはたおせないので、まずは無心でスライムを倒すことに集中し、色んなジャンルの本を読み、そのたびに自分を観察、工夫することで、気づいたらゴーレムくらいはワンパン行けるじゃん、という感じになれれば嬉しいなと思います。


読書が楽しくなってきて、ちょっと調子乗って書いてみました。

前にも書きましたが、コンプレックスが少しずつでも外れるのは、とても自己重要感が刺激されて嬉しいものです。


それでは、そろそろ私は読書の世界に戻ろうかと思います。

また、お時間があるときにお会いしましょう。


ではでは

*1:既にプレイしている友達がいたから、話題について行きたかったんだろう

*2:このあたりではてなにはまったのも今考えれば焦る要因の一つだった気もする

*3:その感覚は間違いじゃないから、恥ずべきことではないぞ、昔の自分よ!

*4:絶版ですが